P09Z003 インド携帯データ通信 Project
インド IT businessの若手実力者と組み、 世界戦略が組みうるインドの携帯電話、 特に付加価値データ通信に日本の技術・ノウハウを注入します。
背景
ラジオ電波の及ばない奥地のある広大なインド亜大陸を最もよくカバーして 情報通信の根幹をなしているのはSIMカード差し替えで端末機器の互換性を確保した 携帯電話網です。 日本の携帯端末が約1億台で飽和しているのに対し、 インドの台数は約5-6億で、近く倍増の見込み。 特にその内の3億台が向上の気運の中間所得層に属し市場として sweet spotを構成しています。 中国と並んで最大単一市場であり、英語圏でもあり、 政治的にも安定しているので、通信の世界戦略展開の際不可欠の強固なベース市場です。
Projectの概要と特徴
当社は幸いこの有望市場で自己資本で事業展開を図っている若手有力企業家 (Newsweekトップ記事に登場)に提携の勧誘を受け、 「日本の技術、インドのコストとベース市場」方式での世界展開を企画しています。 視野にあるのは、クラウド時代の到来による情報処理・情報通信の変換、 パラダイムシフトですが、出発点はデータ通信が欠落しているインドの携帯通信事業に、 docomoがi-modeを注入したコンセプトで、日本の技術、システム、 経験を注入するところから始めます。 我々は、後発のメリットを生かし、管理法制の利点も生かし、ガラパゴス化を回避して世界展開を志向しますが、その第1段です。
我々は何を達成するか
世界展開の第1段としてのインド携帯データ通信projectは、 最初に3億の中間所得層マーケットに、高付加価値データ通信関連商品 (mVAS, SNS, micropayment etc)を植えこみます。 同時に、相手企業の実態、業務進行速度に合わせて、 展開方針に合致しながら両者のプラスに成るような多くのsub-projectsを立ち上げ、実行します。
参加Partnerに期待する事項
多分大部分のpartnersにとって、インドビジネスは戸惑うことが多いことと思われます。 彼らのプライドの高さ、理屈先行型思考方法も日本ビジネスと肌合いが違います。 そこは今までの長年のご経験から早くコツを把握されて、 「直接取引のメリット」を両者で感じられる段階に早く到達される様にして頂きたく。
Projectの規模と参加Partnerの報酬
最初は比較的小型で、育成型。報酬は当社の一般ルールに従って収入(net) の参加人頭割です。